ドイツに移住して2回目の歯医者さん訪問。
今回も歯の状態をチェックしてもらいに定期検診へ行きました!
最低年に1回は歯をチェックしてもらったほうがいいと保険会社から推奨され行って参りました。
わたし日本の時からなんですが、歯医者すごく苦手なんですよね。
あのキーッていう音とか雰囲気とか・・・。
しかもドイツで行くなんて言語の壁もあるし余計行くの億劫になる・・・。
でも毎月それなりに高い額の保険料を払っているんだから、行かないと損ですよね。
ということで重い腰を上げ今年も定期検診へ行ってきました!
ドイツでの治療費はどのくらいなのか、そして日本の歯医者との違いはあるのか等以下にまとめました。
ドイツの歯医者の治療費は無料!?
これはどこの健康保険に入っているかによって治療費が変わります。
まず、ドイツの健康保険は、法定健康保険とプライベート健康保険に大きく分けられます。
私たち夫婦が加入している保険はドイツの大手法定(公定) 健康保険会社のひとつ、
TK Techniker Krankenkasse(通称TK)。
こちらのような法定健康保険は、基本的に収入に応じた一律の保険料がかかります。
ではどのぐらいかかるのでしょうか?
TKの保険料は給料の15.5%とされています。
15%も⁉と思われるかもしれませんが、
実際にはその半分を会社が負担してくれるので、
保険代金個人負担分は税込み給与額の約8%になります。
また、ご家族をお持ちの方はご家族の分は追加保険費用がかかりません。
※就業をせずに扶養家族の場合のみ。
歯科医院での治療代ですが、
これも歯の状態によって金額が発生する場合があります。
私たち夫婦は今回、定期的な検査のみだったので、治療費はかかりませんでした。
昨年は虫歯が発覚し、治療→白のセメントで埋めてもらったのですが、
こちらも治療費は一切かかりませんでした。これにはビックリ。
調べたところ、金属による詰め物になった場合は、保険適応外だそうな。
おそらく歯医者さん側が私たちの保険に合わせて、治療費負担がないようにしてくれたんでしょう。
良かった~。
予約方法
初診で予約する場合
予約方法ですが、日本のように簡単にオンラインで予約できるところはほぼ無いです。
少なくとも、ブレーメンにはありません(笑)
ではどうやって初診を申し込むかというと、
電話かメールです。
ドイツ語に自信ない私たちはできるだけ「電話」を避けたいと思っていたので、後者の手段を選びました。
ブレーメンにある歯医者さんをいくつかピックアップして予約をしたい旨を書いたメールを送りました。
6、7通送って、そのあと返事が来たのはたった2件。。
あとは見事にスルーされました(笑)
そのうちの1件は、「新規の患者さんは受け付けていない」とのことでした。
なんじゃそりゃww日本じゃこんな断り方ないのにww
ということで必然的に最後に残った歯医者さんに予約することにしました。
結果的にここの歯医者さんが一番アクセスが良く、対応も良かったので結果オーライ♪
再診の場合
一度、歯医者へ行ければ、断られることもないのでもう怖いものはありません。
メールまたは電話で再診したい旨を伝えれば、簡単にすぐ予約できます。
歯医者には保険証のデータや治療履歴がすでに登録されているので、問診表を再度書く必要もありません。
注意ポイント
保険証は忘れずに当日お持ちください。
診察当日の流れ
私たち夫婦が通っている歯医者はこちらです。
Zahnarzt am Roland
※グーグルの検索結果だと歯科医院の名前が異なりますが、当歯科医院はこちらの建物の2階にあります。
詳しくはこちらから(ドイツ語)
HP:https://www.zahnarzt-am-roland.de/
建物内に入り階段を2階まであがると、ドアがあります。
ドアの前に来たら「ベル」を押してください。
受付の方がオートロックを解除して、中に入れるようになります。
医院内に入ったらまず受付で、保険証を渡しましょう。
「Hier, bitte」と言いながら渡せば、受付の方が予約を確認してくれます。
そのあと、前の人が終わるまで待合室で待ってもらうように指示されます。

待合室の様子
こちらにコートや大きな荷物は置いていきます。
※貴重品は自己管理になります。
予約時間を10分ほど過ぎたところで、二人同時に名前が呼ばれました。
前回は1室で二人診察してもらったのですが、今回は別部屋に通されました。
先生は私たちが英語の方を好むのを覚えてくださっていたようで、
堪能な英語で施術してくれました。
今年は虫歯もなく、特に問題なしとのことで10分程度であっけなく終了(笑)
クリーニングしてくれるかと思ったけど全くされず診て終わり。
これも保険適応外なのかな?
診察が終わったら、待合室に戻りコートや荷物を取って、あとは帰るだけです。
※保険証を忘れずに返してもらってください。
もし、虫歯やほかの施術で再来が必要な際は、受付で次のアポイントメントを取りましょう。
おまけ:医院長がおすすめする『スーパーフロス』とは?
今回は前歯の表側はきれいに磨かれていたけど裏に汚れが溜まっていたようで、
医院長おすすめのフロスを紹介してもらいました。
歯磨き粉で有名なOral-Bが出しているフロスです。
通常のフロスは細さが統一され、ロール状になっており、
セロテープのように好きな長さに切れるようになっています。
ですが、私の前歯はインプラントなので、前歯の間からフロスを入れることができないのです…。
この商品が普段のフロスと何が違うかというと、
こちらの「Super Floss」は一本一本長めにカットされていて、先が細く、針のような形をしています。
なので、前歯のちょっとした隙間の掃除も針の穴に糸を通すような感じで、隅々まで掃除ができるんです。
こんな方におすすめ
- インプラントの方
- 歯列矯正をしている方
- 歯間が広い方
ドイツ在住者の方
さいごに
海外で病院へ行くのはなかなか勇気がいりますよね。
ドイツ人は日本人に比べると冷たいともよく言われますが、お医者さんに関しては優しい方が多い印象です。
せっかく毎月健康保険を払っているんですから、
問題がなくても定期的に歯科医院へ行くことをおすすめします。
当医院長はできれば半年に1回定期検診受けるといいとおっしゃてましたよ☆
それでは
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