スイス旅行最終日を迎えました。
お天気は雨。
帰りのフライトは夜21時と遅いので、それまでどこかで時間をつぶしたいところ…。
天気がよければ公園にも行きたかったのですが、
雨が止みそうになかったので、雨の日でも楽しめる観光スポットを探していました。
私たちはアートには一切興味がないというか知識がないので、「美術館」は却下✖
国の歴史や文化には興味があるので「博物館」と検索したところ「スイス国立博物館」が出てきました。
どこにあるかグーグルマップで見たら、駅の真横ではないか!
私たち夫婦は駅近くにあるアパートにAirbnbを使って滞在していたので、
中央駅内を歩いて行けばほぼ濡れずに行けることが発覚!
これは行ってみるしかない!
ということで本日は「スイス国立博物館」へ行った様子をまとめてみました。
Contents
見どころたくさん!スイス国立博物館(Swiss National Museum)
まず見てください。
このお城のような外観!まるでテーマパークに来たようです・・・
博物館の建物は1898年にチューリヒ出身の建築家、グスタフ・グルによって建てられ、
2016年には建築家ユニットのクリスト&ガルテンバイン(Christ & Gantenbein)が手がけた新館もオープンしたとのこと。
こちらの博物館で、スイスの歴史やアイデンティティ、文化について学ぶことができます。
入場料は無料?
駅の真横にあるので、無事迷わず博物館に到着。
さっそく館内へ~!
と、そこで待ち構えていたのは人、人、人!!!

のような「どうして?」「なんで?」状態でパニックに陥るほど館内は「カオス」な状態。
でも来場者達をよーく見ると、みんな家族連れ。お子さまがたくさん。
人混みがあまり好きではない私たちは早速その場を立ち去ろうとしたのですが、
パンフレットくらいは持ち帰ろうかと思い手に取ってみると・・・
まさかのその日は「ファミリー・デイ」!!
子供むけのイベントがたくさん開催されているよう。
なるほど。
だからこんなに子どもが多いのかぁ~!!
そして次に見えた文字は「10-17h freier Eintritt」。
こ、これは!!!10時から17時までの間、入場料がタダではないかwwww
よし。人混みがなんだろうと絶対入るぞ。と一瞬で気が変わる私たちケチ夫婦(笑)
運よく無料で入館できました♪
注意ポイント
通常は入場料発生しますのでご注意ください。
通常の入場料金
大人:10CHF
16歳以下:無料
通常でも、16歳以下は無料
これは子供連れの親御さんにはうれしい情報ですね。
そのほかにも、『スイストラベルパス』・『チューリッヒカード』をお持ちの方はこちらの博物館に無料で入場できます。
『スイストラベルパス』って何?と思われた方はこちらへ。
『チューリッヒカード』についてはこちらの記事をに詳しく記載されていました♪
館内を回る前に荷物を預けよう
さて、入場無料とのことで、受付を素通りしそのまま館内へと向かっていきます。
するとスタッフに「入れません」と止められました。



だから地下へ行く階段があんなに混んでいたのかと納得。
渋々、引き返し、地下へ・・・
地下にはコインロッカーがずらーっと並んでいたわけですが、
見事にすべて使用中・・・
途方にくれていると奥に、クロークを発見!
でもクロークって絶対コインロッカーより高いじゃーんとガッカリしていると、
クロークもまさかの無料。
どんだけ親切なんだこの博物館(笑)
中はとにかく広い
荷物も預けてだいぶ身軽に!
やっとこさ展示室へ向かいます♪

入ってすぐのスペースは改装中
インベーダーゲームのカーペット引いてあるけどどんなスペースになるんだろう?
ちょっと気になるー!!
さらに奥へ進んで行きます。
ちなみにこちらの博物館は大きく分けて常設展示と特別展示があります。
常設展示であるスイス史では4つのテーマに分類されています。
移住とその後の定住、宗教と精神世界、政治、そして経済成長に焦点が当てられています。
アンティークの数々。見ているだけでうっとり。特にこの食器のプリントはツボ!

鳥かごをモチーフにした時計
ファッションの流行の流れも年代別に展示されていました。
このドレス、かわいくないですか?
コルセットはきつそうだけど、一回着てみたいな(笑)
伝統的なスイスの住まいが見られる「スイスの住宅と家具」の展示も見逃せません。
この木の感じ。良い~!!!!
そしてみなさんこの青くてでっかいの何かわかりますか?↓
こちら当時の「暖炉」!
さすが、スイス。寒冷の地域だからこそ暖炉のデザインもこだわってつくられています。
部屋の周りにはベンチが!
だいぶ歩いたし、ちょっと休憩~と思って座ろうとしたら、


たしかに上が開けられるようになっている・・・
おそるおそる開けてみる
はい。トイレでした。(笑)
なるほど。昔の人はこんなおしゃんな「ボットントイレ」を使ってたんですねw
こちらは木製のベッド。
シングルベッドより小さいように見えましたが、下には収納もありデザインにもこだわりがあるのが見えます。
▼途中で2メートル越えの超巨大地球儀を発見しました。
こちらは16世紀につくられた地球儀です。
当時の日本はどのように描かれているのでしょうか。
早速探してみます。
全部島wwwww
そうですよね。日本は島でつくられてるんですから、当たり前か(笑)
いやでもこれ、面白い発見でした。
所要時間
本来は1,2時間の予定でしたが、余裕で3時間越えました(笑)
国立博物館、なめてました。かなりの広さです。
広さだけでなく展示品も膨大なので、ゆっくり回ったら
余裕で一日潰れます(笑)
また、広い館内を歩いて回る必要があるので履きなれた靴で行くのがおすすめです。
ヒールは履かないほうがいいです。
営業時間・アクセス
営業時間
火~土:10時~17時
月:休館日
アクセス
Zurich Hauptbahnhof(チューリッヒ中央駅)すぐ横。徒歩1分。

駅から見たスイス国立博物館
公式HP(英語・ドイツ語):https://www.nationalmuseum.ch/de
感想
こんな方におすすめ
- スイスに来たからには歴史や文化を学びたい!
- チューリッヒ観光で時間が余ってしまい時間を有効に使いたい!
- 雨の日だからできれば屋内でいける場所がいい!
私たちもチューリッヒで時間が余ったので暇つぶし程度で行ったんですが、予想以上に濃厚な時間を過ごすことができました。
また、館内には一休みに最適なカフェがあり、ミュージアム・ショップではプレゼントやお土産にも喜ばれそうなグッズも売っていました。
お時間がある方は是非スイス国立博物館へ訪れてみてください
チューリッヒの観光おすすめ情報
参考
世界中から多くの観光客が集まる「チューリッヒ」で絶対行ってほしい観光地まとめ。
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スイスといえばチーズ!チューリッヒの中心街にあるとても美味しいチーズフォンデュやラクレットが頂けるレストランはこちら。予約無しでも入れましたよ。
参考
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