チューリッヒから約1時間程離れた、首都ベルンへ行ってきました☆
私今までチューリッヒがスイスの首都だと思っていましたが、「ベルン」だったんですね。
「ベルン」と聞いて特に何も思い浮かばなかったのですが、行ってみたら驚愕でした。
見てください。この景色。
街並みは絵に描いたような美しさ。
素敵すぎるーー!
ベルンは当時の状態がほぼそのままの姿で残っており、
旧市街は世界遺産にも登録されています。
そこで今回は
ポイント
「チューリッヒからベルンまでの行き方」と
「日帰りでまわれるおすすめ観光スポット」
をご紹介したいと思います。
Contents
チューリッヒからベルンまでの行き方
チケット購入
私たち夫婦は今回、「Saver Day Pass」をオンラインで事前購入しました。
Saver Day Pass とはスイス全域が1日乗り放題になるチケットで、
60日前から前日までにオンラインでのみ購入できるお得なチケットです。
コチラからチケットを購入できます。(英語・ドイツ語)
<電車>チューリッヒ→ベルン
チューリッヒからベルンまでは一本で行けるのでとても簡単です。
電車はICで約56分でベルンに着きます。
ただし、直行で行ける電車は30分に1本程度しか動いていないので、事前に時間を確認して駅へ向かいましょう。
電車を調べるにはSBBのアプリをダウンロードしておくと便利です。
運行状況やホーム変更などがスマホですぐ確認できます。
iPhone
android
わたしらは2等車で購入したので、2と書かれている車両から乗車します。
車内は週末ということもあり少し混んでいましたが、無事座席を確保することができました。
出発して少し経ち、検札官が来ました。
特に慌てることはありません。印刷した「Saver Day Pass」を見せれば、検札官がチケットのQRコードをスキャンしてくれます。
その際、名前と顔が一致するか確認するため、身分証明書の提示を求められることがあります。
当然相手は日本の身分証明書は読めませんから、
パスポートまたは国際運転免許証・滞在許可証などを必ず携帯するようにしてください。
わたしたちも現に身分証明書を求められましたので、お気をつけください。
電車に揺られて約1時間。あっという間にベルンに到着しました。
おすすめ観光スポット
旧市街
前日に夜更かししてしまったため、ベルンに着いた時点ですでに昼過ぎ(笑)
駅を出て旧市街の方へてくてく~
お、「なんだあれは?地下へのドアが開いてる!」と近づいてみると、、、
な、なんと。お店!
扉閉じたら、店があるなんて絶対わかんない(笑)
なんか隠れ家みたいで興味そそられますよね。
中どうなってるんだろう~?と思い入ってみようとしたのですが、準備中?だったのか中には入れませんでした!残念
さらに進むとこんな建物が!!
か、かわええ~。こういう塔の上に一度住んでみたい
牢獄塔(Käfigturm)
旧市街に入ると、見えてきました~!
おおお。迫力があります。
一見普通のおしゃれな塔に見えますが、この塔は「牢獄塔」と呼ばれています(笑)
13世紀に時計塔に代わって敵からベルンを守るための門として使われるようになった塔とのこと。
その後1897年まで牢獄として使われたため、この名前で呼ばれているそうです。
現在のこの塔は17世紀により再建されたもの。
そしてこの塔のもうひとつの魅力は、
路面電車が塔の下をくぐり抜けるんです~☆
これはシャッターチャンス!
結構狭いからくぐれるのか心配したけど、
この路面電車のために作られたようなちょうどいいサイズ感で
スムーズに潜り抜けられていました。
牢獄塔を越えていくと、まるでテーマパークに来たかのような街並み。
建物の色が統一され、いろんなお店が建ち並んでいました。
この通りを歩いているだけでも十分に観光気分を楽しめます。
時計台(Zytglogge)
牢獄塔を抜け、さらにその道を進んでいると、
何か大きい建物が目の前に現れてきました。
大きな時計台です。
目が悪い私でも遠くから時間が読めました。
こちらも昔牢獄として使われていたようですが、
1405年からは、ベルンのシンボルである時計台として役割を担ってきたようです。
もう少し近づいてみます。
こちらの時計台も下がくぐれるようになっていましたよー!
時計台の裏の様子です。
時計盤のデザインが変わりました。
コチラの時計台ですが、建造されたのが13世紀で今でも現役で動いている仕掛け時計。
さらに、月や星座の位置まで正確にわかるそう。
写真右下にいる動物たちは、毎時間鐘が鳴ると同時に動くようです!
タイミングよければ見られるかもしれません。
この日は11月になったばかりだというのに、もうサンタさんがいました(笑)
この絵、本当にテーマパークみたい。(笑)
▼時計台の近くにまたもドア発見!ここもお店なのかなぁ?
▲わたしこういう上が塔のようになっている建物が大好きなんですよ。
誰かのお家なのかなぁ?住んでみたい。
さらに奥へ進んでいくと噴水がちょこちょこあるのですが、どれもおしゃれ。
さすが噴水大国ですね。
お昼をまだ食べていなかったので、通り沿いにあったレストランに入りシュニッツェル(Schnitzel)を注文。
大好きなキノコソースを追加しました。
ドイツでいつも食べるシュニッツェルより薄かったですが、
味も濃すぎず、重すぎず。ぺろっと食べられちゃいました♪
こちらでたしか20CHFだった気がします。
半額だったらうれしかったなぁ~(笑)
物価高い国ですから、仕方がないですね。。。
ベルン大聖堂の隣にある公園(Münsterplattform)
大聖堂にある公園です。ここからの景色が最高でした。
この公園には小さいカフェやベンチがあるので、休憩に最適なスポットだと思います♪
ずっと見ていられます。
景色をながめているとこんな看板を見つけました。
まさかこれは、、、日本でもよく見るやつではないか。
ここから下までどのくらいあるんだろう?と気になって見下ろしてみると・・・
そこにはしっかりネットが張られていたww
しかも真下ふつうに駐車場。。すり抜けたらふつうに痛いわこれ。
べーレングラーベン(Bärengraben)
ベルンの旗の紋章は「熊」です。
ベルンの象徴である「熊」をベルンの人たちは大切にしています。
そういえば「ベルン」もドイツ語の「熊」から由来されているとのこと。
なるほどー。ベルンと熊には深いつながりがあるんですね。
そしてここベルンには「熊公園」となるものがあるのです。
その名の通り、「熊」がいる「公園」です。
でも、こんな街中に!?って思うじゃないですか。
本当にいましたよ。(笑)
遠くから見るとかわいい。
下の写真のように高さのある壁で囲まれており、
上から観察できるようになっていました。
くまちゃんが近づいてきました!
近づいてくるとドキッとするけど可愛らしさもあります♪
このあとすぐ中へ戻ってしまって、出てこなくなってしまったので
見られるかどうかは運かもしれません。(笑)
またこの熊公園には数匹飼われているようでしたが、
このとき外に出ているのは1匹だけでした。
ここの隣に下へつながる階段があり降りてみると
大きい熊のオブジェや熊とベルンの歴史や昔の熊公園の様子が展示されてありました。
ちょっと上を見ると、こんなところにも熊が居ましたよ。
地面をよく見ると…
名前がたくさん刻まれています。
おそらくですがこれはこの熊公園のために寄付してくれた人たちの名前ではないでしょうか。
地面に名前を刻もうと思いついた人がすごい。(笑)
ちなみにこちらの熊公園、橋を渡ってすぐのところにあるのですが、
ここからの景色がとんでもないくらい絶景なのです!!
どうですか?
まるでポストカードのよう
川がきれい。すごくきれい。そして青い。
自然て素晴らしい。
ベルン動物園(Tierpark Bern)
もっと熊が見たい!動物が見たい!という方
ベルンにも動物園があります。
熊公園から歩くと30分はかかるので、
バスでいくことをおすすめします。
バスは19番に乗れば、公園の近くまで一本で行けます。
バスを降りて5、6分公園内を歩いていくと、動物園が見えます。
公園内の紅葉がとてもきれいでした。
▼こちらが入口&出口です。
▼館内に入る前にピンク色のフラミンゴたちを発見!
突然ですがみなさんは、なぜフラミンゴがピンク色なのか知っていましたか?
フラミンゴが食べる藻類には「カロチロイド系色素」が含まれていて、
これを摂取することにより体が白→ピンク色に変化するんだそうです。
私はこのとき夫に教えてもらいました(笑)
動物園に入りたかったのですが、時すでに遅し。
このとき既に閉園時間1時間半前だったので、今回は残念ながら入園しませんでした。
動物園へ行きたいならやはり早い時間から行くべきでしょう。
時間があれば中まで入りたかった観光スポット
ベルン歴史博物館/アインシュタイン博物館(Bernisches Historisches Museum / Einstein Museum)
ここたまたまバスで降りた目の前にあったんですが、
外観がめっさおしゃれな建造物発見!!!!
なんだこの建物は!と近寄ったところ…
博物館でした♪
ベルンの歴史だけでなく、スイス全土から世界史に至るまで世界から集められた資料が展示されている博物館のようです。
また、アインシュタイン博物館も併設されていました。
こちらも時間の関係で今回入館できませんでした。
時間のある方はぜひ訪ねてみてください。
営業時間:10時~17時
入場料:<歴史博物館>大人13CHF、子供4CHF、シニア8CHF
<アインシュタイン博物館>大人18CHF、子供8CHF、シニア13CHF
事前予約:個人の場合は必要なし。
ベルン大聖堂(Berner Münster)
スイスで一番高い教会、ベルン大聖堂(Berner Münster)。
着工から完成まで473年もかかったそうです。
金曜日だし、夕方だけど入れると思ったんですよ。
そしたら、ちょうどその時間から今夜のオーケストライベントの準備だとか言われて中に入れなかったんです。
ショック…
もっと早く来ればよかった
この教会は、塔にも登れるようです(階段のみ)。
教会内へは無料で出入りできますが、塔へ行くには5CHF支払う必要があります。
塔からは街を一望できるらしい。登りたかった。。
絶対中に入りたいという方は事前にスケジュールをHPで確認してから向かいましょう!
公式HP(英語):Öffnungszeiten Berner Münster
連邦議事堂(Bundeshaus)
こちらも大きい建物で一際目立つので、すぐ見つけられます。
連邦議事堂です。
議会が開かれてなければ内部を見学できます。
ただし内部見学はツアーのみ。こちらは事前に予約したほうがいいとのこと。
ツアーは無料です。
また、議会が開催されない月に一度「オープンデー」があり、
その日は無料で一般開放されるようです。
今回は時間の関係上、ツアーにも参加できず、館内へ入ることはできませんでした。
私たちの計画性の無さで、
行きたかった場所が悉く入れずベソをかきはじめる私でしたが・・・
後ろを振り返った瞬間一気にテンションが上がりました!
じゃーん!
またもや絶景~♪
一瞬で元気でた。山が美しい。自然よ、ありがとう。
まとめ
良かったこと
メモ
- 人がやさしい。ドイツのような冷たさはない。店員さんも皆親切!
- 景観がとても綺麗。
- 公共機関が充実しているので移動手段に困らない。
- どこでも英語が通じる。ドイツ語ができなくても、買い物などに困らない。
残念だったこと
メモ
- 下調べせずに行くと、閉まっていて入れないこと多々あり。行きたいところは事前に営業時間などチェックすべし。
- 物価が高い。シュニッツェルと飲み物含めて25CHF。これがディナーになるとさらに高くなる。
- 水が有料。ドイツもですが。
ベルンの観光所要時間
ベルンの街中をゆっくり散策したいなら、日帰りで十分でしょう。
ちなみに私たちの滞在時間は約5時間でした。
動物園や博物館へ行きたい方は、できるなら最低でも1泊2日ほしいところです。
これらを1日でまわるのは正直非常に疲れます。
日本語ガイド付き現地ツアーもおすすめ
こんな方におすすめです
- ベルンに来たはいいけど、どこから周ればいいかわからない!
- 日本語ガイド付きで周りたい!
- 効率良く観光地を巡りたい!
ベルン街歩きツアー

ベルンからもアクセスが簡単な他都市と国
最大都市チューリッヒにご興味のある方はこちら
スイスのお隣、小国リヒテンシュタインにご興味のある方はこちら
これからスイスへ旅行を考えている方に少しでも参考になればうれしいです。
それでは
Miakat Follow @MynameisMiakat